以前、私が鍋で煮立たせた根菜のどろどろ汁、コンスープのようなスープを、
娘の背中に浴びせてしまいました。
下着姿だった娘の背中左半分に、1度と2度の火傷。
火傷のひどいときは、衣服はそのままの方がよいとのことでしたが、
下着に細かな根菜が張り付いていたので、
すぐに脱がせました。
真っ赤に腫れ、各所皮膚がずる剥けていた箇所(2度)もありました。
すぐに、フェイスタオルを熱湯につけ、熱いおしぼりタオルをつくり、
それを娘の背中に当てました。
熱いので、少々騒ぎましたが、
そのタオルを二度ほど取り替え、
熱いタオルが自然に冷めるのを待ち、
レスキュークリーム、
ただれたところには、
マヌカハニー(以前子ども達が単語帳のリングを二人で取り合いし、両者手にざくざくの傷を負ったときに、自然食品店さんから、教えていただいた殺菌効果が非常に高い薬用ハチミツ)を塗り(実際には2度の火傷は表面にはなにも塗れない状態なので、垂れることを想定し、傷の上部に塗布)サランラップで、さらしのように、体中を巻きました。
これは、患部を乾かさないよう、傷口からの体液を傷口に当てておくことで、患部が早く治ることを目的としたことです。
就寝時には、汗をかいてしまうので、
患部だけサランラップで覆い、
周りがづれないよう、テープで留めました。
娘はサランラップの端が皮膚に当たって、カシャカシャというので、
いやだ、、、といいながら、
まったく痛みもなく、すぐに寝入りました。
石川が不在だったためもあり、
さすがに、母の私は、どうなってしまうのか心配で、
また、女の子なのに、、、、と辛くて、
寝顔を見ながら、一睡もできませんでした。
3日たち、
石川が患部には、「床ずれ治療用」の大きな絆創膏のような物、
そして全体には、皮膚呼吸も出来るシートでその絆創膏を覆いました。
「2度の火傷の部分は、残るだろうな~~
いいじゃないか。背中に水玉模様も、かわいいさ。
そんなのも気にしないほど
好きになってくれる男と結婚すればいいさ!」と。
5日後、かゆみが出たので、火傷にとてもよいからと、
また、エドガーケーシー氏がラベンダーがとても良いといっているからと、
当日わざわざ調合していただいていた、
ほおばオイルにラベンダーを垂らしたオイルを
シートの上から塗布すると、
すぐにかゆみがおさまり、
ラベンダーのオイルのおかげもあり、
すぐに寝息をたてました。
数日後、
すべてのテープ、シートを取り除きました。
石川仰天の完治で、
「これなら、傷も残らないできれいに治るよ。
よかったよかった、本当によかった~」と。
この火傷の治療方法は、
モイストヒーリング、湿潤療法といいます。
実は、
「1、2度の火傷の治療ですぐに氷をあてたり、冷水で冷やすのは
日本だけのようです」
例えば、海外の航空会社では、
友人の日本人のCAの女性が肩からコーヒーを浴びてしまったときに、
すぐに氷で冷やそうとしたら、側にいた中東出身のパイロットの人に怒鳴られ、
あつくて触れられないようなおしぼりを、すぐに半身をあてられたそうです。
「火傷の後に急激に冷やすと、
皮膚が急激に冷やされて、ケロイドになり、
そこの収縮のための痛みが、火傷の痛みにもなるんだ」と。
つまり、「ゆっくり、ゆっくりと冷やすことが大切」と。
湿潤療法は、インターネットでは、多く出ています。
それぞれにやり方がちがうようですが、
確立した湿潤療法をもっている医師もあまりいないようです。
石川も、「かさぶたになるまで待つ」と言っていましたが、
2度の箇所は湿潤治療をしたため、かさぶたにならず、そのまま皮膚になりました。
驚いていました。
1度のほとんど半身水ぶくれ状態のところは、
そのままきれいになりました。
しっかりとシートで覆っていたので、
水ぶくれがやぶれたり、、とか、そんなことは一切無く、
きれいになりました。
痛みは、一切ありませんでした。
実は学校休んでも、かなり元気に自宅で遊んでいました。
それで、私はかなり救われました。
火傷の治療にマルカハニーを患部に当て、その上にガーゼを当てても
傷口にガーゼがくっつかないと、オーストラリアでは、マヌカハニーは火傷の治療法として
確立されている方法と聞きます。
ただ、湿潤療法は、非常に最近のやり方で、
身近なところでは、ジョンソン&ジョンソンの貼りっぱなしでよい、バンドエイド(名前忘れました)の方法です。
でも子どもたちの通っている学校ではやはり昨年より、擦り傷などは、
「水道でバイ菌を洗い流して」あとは、傷口からでてくる体液を傷口にいつもあてておき、
乾燥させない。だから、実は、ラップで傷口を覆い、テープで留める。
のが、早い治療の方法。との指導も。
と、「最近は、バンドエイドくれないのよ」と寂しそうに子どもたちは言っております。
傷口から出る体液を吸い込んでしまう「ガーゼ」は、当てない方がよい。
とのことですね。
火傷の治療法、さまざまあります。
ご自身は、なにを信じて、どのように治療してほしいか、、
医師に伝えることが出来るように
医師の治療が、少なくとも
ご自身が望む治療となるとは限らないこともあること、
医師をご自身の良き
「アドバイザー」として
「利用する」
ことを、覚えておいて欲しいです。
ご自身の生き方を選択する際の、いくつかの情報の一つとして、
ご参考にしていただきたくて、お伝えしたくて、記載しました。
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